【企業様向け】5月HRニュース速報/従業員の給与支払いについて/内務省オーダー取り下げ
【ロックダウン期間中の給与支払い】
インド政府(内務省)は2005年の災害管理法(DMA)に基づいて、企業にロックダウン期間中の従業員の給与を削減しないように指示を出していました。 しかし、5月17日発行の内務省レターにて、2005年DMAに基づいて発行されていた以前の命令(Order)が5月18日以降取り下げられることとなりました。 したがって、経営者は会社の状況に基づき、法律に従って従業員の給与に関する問題を決定する自由があります。
また、ロックダウン中の給与カットについて、中央政府は回答まであと少しの猶予を求めており、それに伴って最高裁は、給与不支払いの企業の起訴を5月22日まで保留するようにと求めています。
<資料集>
労働雇用省3月20日Advisory
https://www.dropbox.com/s/c8em00fyb1e5gwo/GovernmentOfIndiaAdvisoryToAllEmployersOnTerminationOfEmployeesDueToCovid-19.pdf?dl=0
内務省3月29日Order
https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHA%20Order%20restricting%20movement%20of%20migrants%20and%20strict%20enforement%20of%20lockdown%20measures%20-%2029.03.2020.pdf
内務省5月17日Order
https://www.mha.gov.in/sites/default/files/MHAOrderextension_1752020_0.pdf
しかしながら、給与は従業員のモチベーションにダイレクトに直結するものであり、慎重な判断が求められるでしょう。