新卒でインド就職した私の体験談

日本人リクルーターの成田です。写真は先日インドで登山をした時の写真です。インドでも山登れます♪
4月になり、新年度が始まりましたね。あと1ヶ月で今年も半分が終わると思うとあっという間です‼️

今回はある意味特殊なキャリアである、新卒でインド就職をした私の体験談を書いてみたいと思います。
私は日本での就労経験は4ヶ月程しかなく、インドへ渡航しました。
日本で3年ぐらい経験を積んでから海外に出た方が良いともいわれましたし、
どうしてインドに行くの⁉️と理解されなかったこともありましたが、
自分の決めた決断、インド就職をしたことに全く後悔はありません!

新卒や未経験での海外就職はもちろんメリット、デメリット両方あると思うので、
同じように悩んでいる方、これから海外就職を考えている方の参考になれば嬉しいです。

なぜ私が新卒でインド就職しようと思ったか?

主に3つ理由がありました。

1. 大学時代にインターンをしたインドで、よりインドに特化した仕事がしたかった。
2. 海外⇄日本を橋渡しになる仕事がしたかった。
3. 英語を使って仕事したかった。

インド就職に至るまでのスケジュールはこんな感じでした。

•2015-2016 年 大学4年インドで1年インターンシップ
•2016年8月 日本帰国後、就職活動  海外関連企業・インド関連職を応募するがしっくりこない。
•2016年12月 インド現地での就職を考え始める→情報収集を始める→インドの就職活動にシフト→エージェントに登録
• 2016年12月〜2月 何度か日本でWeb、本社での対面面接
•2017年2月 内定
•2017年3月 大学卒業
•2017年4月〜8月 日本本社で研修
•2017年8月 インドへ渡航 パソナインディアに入社。

日本の就職活動をしてた時は軸がぶれぶれで、
とりあえず興味のありそうな企業へ受けて、将来海外で働きたいという思いはあるけど、
下調べが足りなくて海外展開が薄い企業を受けていたり、
面接を受けても本当に希望とあっているのかと感じる会社も多くありました。
インド就職に切り替えようと思ってから、実際に現地の人に話を聞くまでに、
自己分析、自分が将来やりたいキャリアについては再度しっかりと見直しました。
また、インドでの現地就職という考えに至るまで、
<海外での未経験職=給与条件が悪い>
<未経験でチャレンジできる仕事はないだろう>

という先入観が強く、最初は全く海外就職を視野に入れてませんでしたが、
色々と情報収集していく中で、新卒の私でもインドなら海外就職にチャレンジ可能なことがわかりました。
決め手は、インド就職は仕事の幅が広い、現地で十分生活できる給与水準、新卒でもビザ取得可能という3点でした。

実際に就職してみて感じたメリット•デメリット

まずは、メリット
•若手で海外経験が積める
日本で新卒入社してすぐに海外駐在になれるチャンスはなかなか多くありません。
わたしの場合、帰国子女でも英語も大して話せる訳でもなかったので、
そんな条件の中でも海外現地で仕事が出来ることは大きいです。

•裁量権
大きな仕事を任せてもらう機会が日本より多いんじゃないかと思っています。
また自分の担当業務だけではなく、+αでこれもやりたい!と発すると任せてもらえる環境なのは有り難いです。
インドだと100名未満の小規模な会社が多いので、社内でも常に社長や他部署とのコミュニケーションの機会があります。会社の方針や動向を肌に感じながら仕事が出来るので、仕事のモチベーションにも繋がります。

•英語力が上がった
やはり日常的に英語を使ってることもあり、TOEICの点数は渡航前より100点ほど上がりました。
特にリスニング力が伸びたかなと思います。

•会社の垣根を超えて世代を超えて、色んな人に出会える。
インドでの営業先は、会社のマネジメントクラスになることが多いので、
現地法人の社長や役職が高い人と関わる機会が多いです。
日本でも超大手企業の現地法人の社長さんから直接話を聞くことや、
何か国かで海外駐在を長年経験されてきた方など、日本ではあまり関わる機会がない方と
公私共に関われる機会がインドではあると思います。
特にインドの日本人コミュニティはとても親切な方が多く、
大変な環境下で皆さん頑張っているので結びつきが半端じゃないです!

次に、デメリット

•経験がないので自信が持てない。
特に一年目は失敗ばかりでした。最初はビジネスメールを書くのもままならず、
営業でお客さんと話す時も自信がなく、若い自分がと、自信が全く持てませんでした。
その分勉強が必要とは感じて、経験豊富な先輩にしつこい程聞いたり、本社の人から情報収集を行いました。

•日本ほどの十分な研修がない。
日本での新人研修や定期的な研修は基本的にはない会社が一般的です。研修があってもOJTが中心です。
例え会社で十分な研修がないと感じても、今はオンラインでの研修も主流になってきてるので、
スキルアップしたいことがあればどこにいても受けやすくなったのは良いことですね。

•インドスタンダードと日本のスタンダードのギャップ
やはりインドでは時間感覚がルーズだったり、仕事に大しての考え方の違いは多くあります。
インドの日系企業で働く日本人として日本人としてのワークカルチャーを大切にしつつ、
インドの人とも上手くコミュニケーションを取るのは面白みもありますが、同時に難しさもあります。

•日本の社会保険には加入できない
現地採用なので、給与や保険はすべて現地支給です。
日本の年金の加入を継続する場合は国民年金になります。

やはり日本で経験を積んでからインド就職した方が良いのか?

「新卒でもチャレンジは可能!だがチャレンジもある。大切なのはタイミング。」

私自身後悔はないですが、日本での経験がもう少しあったらなと思うことはありました。
確かに日本で経験を少し積んでから海外にチャレンジした方が
現地での仕事のキャッチアップは早いかと思います。

選考は日本の新卒就職活動と異なり、もちろん中途者も含めた選考になります。
良い候補者が多ければ企業の要件も上がるので経験が少しある方が内定に繋がるケースは上がります。
ただ、経験だけではなく、英語力やインドへの適応性、海外経験等、総合的に見て判断するので
若手候補者向けの求人の場合、必ずしも経験だけがすべてではないです。

色々考えて決断することも大事ですが、タイミングも大事!!
自分がこの時だと思うタイミングや直感を信じてみるのも大事です!!
まずは情報収集だけしてみるのも手ですね。


海外就職後のキャリア

海外就職して目標達成ではなく、その先のキャリアや
自分が海外で身につけたいことを明確化しておくと良いと思います。

新しい環境に行っても慣れが出てきます。
海外に来たら必ずスキルが身につくのか?というと必ずしもそうでもないです。
留学に行っても留学先で日本人とばかり話していたら語学力が伸びないというのもよくありますよね。
異文化に揉まれながら、語学面や職務スキルを自分の経験として身につけ、
その次のキャリアを考えた際にいかに自分をPR出来るかが大切です!

時間はたくさんあるようで有限です。
今出来ること、必要なことは何か明確にしてぜひ行動に移してみてください!

pasonamembers


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