コロナ禍での海外転職 ~インド編~

昨年より、コロナ禍における海外就職の影響について、海外就職やインド就職を目指している方からご質問や不安な声をたくさん頂きました。昨年1年間は我慢をして、今年こそは!!と思う方も多い中で、まだまだ各国落ち着かない状況は大変もどかしいですね。

今回は、近い将来に海外就職を検討されている方向けに、インドの状況に特化して、現在までの状況、今出来る準備などを中心にお伝えしたいと思います。
(*2021年5月末時点での情報です)

■インドのコロナウィルス感染状況

インドでは2021年4月中旬からのコロナ第二波の影響で各州でのロックダウンや厳しい医療体制が続いています。4月下旬~5月上旬のピーク時は1日の新規感染者数が40万人超え、死者数は約4,000人までにも上りました。私の周りでも感染してしまった人を多く聞き、インド在住日本人の中でも感染が広がりました。
多くの日系企業が日本人駐在員の日本への一時退避を決定し、約8割の日本人が4月、5月で日本へ一時帰国をしていると言われています。本日(5月28日)の新規感染者数は18.6万人、死者数3,660人でしたので、ロックダウンの影響もあり、ピーク時の感染者数からは減少傾向にありますが、まだまだ気の抜けない状況です。

入国状況

各航空会社(JAL、ANA、エアインディア)は日本⇔インド便を継続して運航しています。現在各航空会社は9月までのフライトスケジュールを出しており、インドへの渡航は可能です。また、インドキャリアのビスタラ航空が羽田⇔デリー線を6月から就航することを決定しています。

入国のガイドラインは下記で定められています。

    • ・到着するすべての乗客は、予定された旅行の72時間前までにオンラインで自己申告書を提出する必要があり、また、14日間の施設あるいは自宅隔離、またはセルフモニタリングを約束しなければならない。
    • ・RT-PCR陰性証明書を提出することにより、施設内検査の免除を求めることができる。

    他国のように入国制限人数や事前に陰性証明書を提出すれば隔離のルールは現在のところありませんので、比較的入国はしやすい国です。

    インド日本人求人の採用動向

    以下グラフは昨年10月からの新規日本人求人数です。
    2021年1月~3月にかけて求人数が増加していましたが、残念ながら4月の第二波の影響により、募集求人が保留やキャンセルになることが増えております。

    ビザ取得状況

    現在、就労ビザは通常通りに発給されています。取得期間は申請から1週間〜10日ほど。
    インドはOCIカード(インド人とご結婚している方が申請可能)を持っている人以外は基本的にインド国外(通常、日本のインド大使館。領事館で申請する場合)でインド就労ビザを取得する必要があります。

    就職実績

    次に、昨年のコロナ禍での1年間の日本人候補者のご就職実績です。
    昨年はインドへ渡航歴がある方がほとんどでしたが、就労経験がない方でもご就職が決まったケースがございました。過半数以上はインド国内転職者や過去にインド就労経験がある方でした。例年より、他の国と並行してご転職活動をされている方よりは、インド就職の角度が高く、コロナ禍でもインドを強く希望されている方が内定に繋がるケースが多かったです。

     

    現在のオープン求人例

    ロックダウンや日本人駐在員の一時退避で保留求人も多い状況下ですが、今後を見据え、採用活動を継続されている企業もございます。特に、前任の方がご退職予定の後任ポジションは募集の緊急性が高いです。

    現在のオープン求人の例をいくつか添付いたします。

    求人1:編集記者
    https://pasona.in/ja/event/editnn/
    *勤務地:グルガオン 日本で研修後、インドに渡航予定。

    求人2:商社法人営業
    https://pasona.in/ja/event/admin-m/
    *勤務地:グルガオン  後任ポジションとしてオープン。採用時期要相談。

    求人3:総務・事務
    https://pasona.in/ja/event/admin-m/
    *勤務地:ムンバイ 後任ポジションとしてオープン。 採用時期要相談。

     

    今後

    昨年のコロナショックの後は、段階的にロックダウンが緩和されていき、インド経済は緩やかに回復してきました。日本人向けの求人に関しても、2020年の下半期より徐々に回復してきました。
    今年の求人回復が見込まれる時期、就職や渡航が出来る目安としては、以下の点がポイントだと思います。

    ①感染状況が落ち着き、ロックダウンが解除される。
    ②医療体制が落ち着く。
    ③一時退避している日本人がインドに戻れるタイミング。

    また、インドはワクチン接種が進んでいる点も、早く落ち着いた日常生活を送ることができる可能性として期待されているポイントです。現在インドでは18歳以上は誰でも接種が可能になっており、外国人でも予約が取れれば接種が可能です。

     

    インド就職を決断する上で気をつけるポイント

    コロナが完全に落ち着くまではやはり感染リスクや海外就労後のイメージを考えなければいけません。
    インド就職を考える上で気を付ける点を5つ挙げてみました。

    •現地の状況を事前にきちんと把握しておく
    •入社時期、渡航時期の確認
    •リモートワークになる可能性
    •新型コロナウィルス感染のリスク
    •渡航前の準備はしっかりしておく

    初めてインド就職をされる方にとっては、渡航後のセットアップや現地での生活状況を考えて、ハードルが少し高いと思います。インド渡航経験がある方でも、上記の点は出来るだけ確認しておきましょう。
    勤務形態については、やはり感染者数が多い状況下ですと、リモートワークの割合が多くなったり、
    通常時の働き方と異なるケースも出てきます。各社どのような対応をされているのか面接時に確認が必要です。
    新型コロナウィルスに関していえば、インドでのワクチン接種について事前に情報収集することや、
    その他のリスク対策として、コロナが蔓延している中で必要以上に病院に行くことも躊躇されるため、必要な予防接種や渡航前の健康診断は日本で受けておいた方が良いです。
    また、現地での健康保険についてもどの程度カバーされているのか内定時には必ず確認しましょう。

    海外就職のために出来る準備を!

    現在は感染状況を踏まえて、インドへの就職や渡航がなかなか難しい状況ですが、
    インドだけではなく、幅広く検討されている方は、並行して他国の情報収集もするのも良いかと思います。
    今出来る準備としては、情報収集や、海外就職に必要な英語のスキルを高めること、
    資格の勉強をする等が今後のために有効になると思います。
    特に英語力は海外就職に向けて高いに越したことはありません!

    お悩みになっていても、ご自身の中で消化することはなかなか難しいと思います。
    今後の就職に迷っている方はまずはお気軽にご相談ください!

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