ノンベジタリアン・ベジタリアン食品の見分け方
日本で生活していると、ほとんど見る機会はないと思います。
ですがインドでは毎日のように目に入ります。
実はこれ、ノンベジタリアン・ベジタリアン食品を表すマークなんです。
現在、約13億人いる人口の中で約3割が宗教上の理由などからベジタリアンであるとされているインドでは、国内で取り扱われているほとんどの加工食品にこれらのマークが表記されています。
マーク表記の見分け方
赤色:ノンベジタリアンマーク
通称ノンベジ(Non-Veg)マーク。お肉やお魚など動物性のものが含まれていることを表すマークです。
緑色:ベジタリアンマーク
通称ベジ(Veg)マーク。野菜・果物・豆類・ナッツなど植物性の食材を主体として作られたものを表すマークです。
ピュアベジタリアン
ベジタリアンといっても完全な菜食主義ではなく、インドでのベジタリアンは“ピュアベジタリアン”と呼ばれ、 “ラクト・ベジタリアン”という分類にあたります。
ラクト製品=乳製品という意味で、その名のとおり牛乳やチーズ等は食べても良いとされています。実際に、インド人がよく飲んでいるチャイには牛乳が使われていますし、チーズが入ったカレーも良く食べられています。
ベジマークが表記されているピザやパスタにも良くチーズが使われていたりします。
生活でみられるマーク表記
実生活では毎日のように目にするこれらのマークですが、こちらのペットボトルの水にもベジマークが表記されています。
ほかにはビュッフェ形式のレストランでのこと。店員さんが出来立てのおかずを各テーブルに配るサービスもあり、そのためお客さんがノンベジタリアンかベジタリアンかを一目ではっきりとわかるようにシールを貼って表記していました。
Uber Eatsやzomatoのメニューもカテゴリー別で分かれていたり、ファストフード店やレストランのメニューなどにも表記されています。
日本はベジタリアン人口が少ないため、これらへの関心は低いかと思います。
しかし、もし、インド人とご飯に行く機会や、加工食品のお土産を渡す機会があれば相手がベジタリアンなのかノンベジタリアンなのか確認しておくと良いでしょう。
このようなことから、文化や習慣の違いを考えさせられます!
インドに来た際には是非、これらのマーク表記をチェックしてみてください!
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