インドの市場で値切り交渉!デリーの夜の市場へ行ってみました。

ナマステ!皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

9月も終盤。デリーでは暑さが和らぎ、とても過ごしやすい季節になってきました。

ダシャラやディワリといった大きなお祭りのシーズンも近づき、なんとなくみんなワクワク、ソワソワし始めたような気がします。

 

さて、先日、弊社インターンさんがインドでの値下げ交渉と物価についてのリサーチ記事を書いてくれました!

その記事はこちら↓

インドの値下げ交渉と食料品の物価情報!

野菜や日用品については、物価が安いこともあり無頓着になりがちなので…、とても勉強になりました!

 

今回は、その値下げ交渉の実際の「現場」について、皆さんにご紹介します!

というわけで…

ウィークリーマーケットに行ってみた!

私(デリー在住)が住んでいる地域には、月曜日の夜にだけ開催されるマーケットがあります。

地域によって開催日は違いますが、インドでは至る所でこのようなマーケットが開催されています。

 

今回私が足を運んだマーケットでは、道路の両側1㎞にわたって様々なお店が並びます。

フルーツのお店、野菜のお店、洋服屋さん、靴屋さん、雑貨屋さん、等々。

トマト屋さんの後ろに靴屋さん

中にはチャイ屋さんやアイスクリーム屋さん、お菓子屋さん、食堂などもあり、日本でいうところの縁日のような賑わいをみせています。

週に1回の楽しみとして家族総出で繰り出すファミリーも多く、両親にアイスクリームをおねだりする子供の姿もよく見かけます。

自転車を改造した包丁研ぎマシンで、その場で研いで売ってくれる包丁屋さん

道の両端にズラーっとお店が並んでいるのですが、パッと見、ほとんど同じ品ぞろえのお店が並んでいるように見えるエリアもあります。

しかし、注意深く眺めてみると、その中でも特に人気があって人が良く集まっているお店があることに気が付きます。仕入れ先がそれぞれ違うので、お店によって野菜の味や新鮮さが違うのだとか!

この人からはジャガイモ、この人が売ってるキュウリはおいしい!など、人それぞれ贔屓にしているお店があるようです。

この店の主力商品はジャガイモ。飛ぶように売れていました。

買いたい商品を買いたい分だけカゴに入れると、昔ながらの秤で重さを量ってくれます。

ほとんどの場合1キロ単位で値段がつけられているので、ある程度計算しやすいキリの良い重さに勝手に調整し、値段を教えてくれます。

もちろん「50ルピー分ちょうだい!」など金額を伝えれば、その分だけ袋に詰めてくれますよ。

沢山のお客さんを相手に、華麗に対応してくれます。仕事人!

 

さて、本題の値段交渉ですが、

地元の方の買い物の様子を眺めていると、値段交渉の方法も様々です。

「たくさん買うんだから安くしてよ。」

「あっちのお店ではもう少し安かったよ。」

「この間は○○ルピーだったじゃない!」

「安くできないならちょっとオマケつけてよ。」   …等々。

ただし、地元の方も「なにがなんでも値切ってやる」という雰囲気でもないようです。

あんまりムキになって交渉したところで、実際には数十円程度の違いしかないことも多いですし、野菜に関しては季節や気候の関係で値段の変動も大きいです。

また、観光地のお土産物屋さんとは違い、こういう生活に密着したマーケットではそもそも適正な値段で買い物できる場合がほとんど。外国人だから、ヒンディー語が分からないから、そういう理由でぼったくるようなお店には出会ったことがないです。

カメラを向けると「かっこよく撮ってくれよな!」とキメ顔

まずは周囲のお客さんを注意深く観察して、何を何キロ買って何ルピー払っているのか、じっくりリサーチをしながら歩いてみましょう!

そして、お店のご主人とコミュニケーションを楽しむつもりで値段交渉にチャレンジしてみると、とても楽しいですよ!

バナナはひと房60円~80円。安い!

是非、ローカルな市場に足を運びましょう!

きっと、日本では味わえない、けどなんだか懐かしいような、コッテリしたインドの夜の雰囲気を味わうことができますよ!

 


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